業界や規模を問わず、今や様々な企業や団体がTwitter公式アカウントを運用しています。
通信制高校・サポート校もほとんどの学校で、学校アカウントで発信を行っていますね。
Twitterを上手く活用ができれば、生徒や保護者に学校の雰囲気や魅力を伝えることができ、心理的な距離を縮めることができます。
しかし、一方で以下のような課題を持つご担当者も多いのではないでしょうか?
こんな課題やお悩みはありませんか?
- アカウントを開設したものの、どのように活用してよいかわからない
- どんな情報を発信すればよいのかわからない
- アカウントは存在するものの、ほとんど投稿できていない
今回は、通信制高校・サポート校の広報ご担当者の方向けに、生徒や保護者に自校の魅力を伝えるためのTwitter運用のコツと注意すべきポイントについてご紹介します。
目次
Twitter運用のコツ
Twitterで生徒や保護者に自校の魅力を発信するために、以下の6つのポイントを意識しましょう。
本章では、一つひとつのポイントを具体的に紹介をしていきます。
Twitter運用のコツ6選
- フォロワーとの丁寧なコミュニケーション
- フォロワーに寄り添った投稿をする
- 自校ならではのノウハウや学校の様子を投稿する
- 毎日決まった時間に投稿する
- Twitterのハッシュタグを上手に活用する
- ツイートに利用する素材を工夫する
フォロワーとの丁寧なコミュニケーション
フォロワーに対しては、丁寧なコミュニケーションをとるようにしましょう。
SNSのメリットは、相互にコミュニケーションがとれること。
匿名性が高いTwitterでは、学校のアカウントと生徒や保護者がやりとりをすることも珍しくありません。
そこで大切なのは、いかにフォロワーに対して丁寧なコミュニケーションがとれるかです。
例えば、ツイートに対してリプライをもらったら、必ず返信をするようにする。
フォローをしてもらったら、積極的にフォローバックする。
いいねをつけてくれたユーザーさんに対しては、学校側からもいいねをお返しするようにする。
などです。
具体的な例として、通信制高校研究家として活動している弊社代表のTwitterを見てみましょう。
1596名のフォロワーがいても、一人ひとりのフォロワーと丁寧なコミュニケーションをとっていることがわかりますよね。
一見遠回りに見ても、地道なやりとりや丁寧な対応の積み重ねが学校のブランディングにもつながります。
丁寧なやりとりを意識してみましょう。
フォロワーに寄り添った投稿をする
学校アカウントを運用する上で、重要なポイントはフォロワーに寄り添った投稿ができているかです。
通信制高校・サポート校を検討している生徒や保護者は、通信制高校を選ぶだけの理由や悩みがあるケースがほとんどです。
例えば、不登校で出席日数が足りなかったり、毎日登校するスタイルの全日制高校に通うことに不安を感じていたり。あるいは、学業以外で励んでいること(スポーツや芸能活動など)があって全日制高校には通えない生徒もいるでしょう。
ですから、日頃関わっている生徒を思い浮かべ、どんな理由で通信制高校に進学をしたのかを考えてみましょう。
そして、生徒や保護者はどのようなコンテンツを必要としているのか。
どのような内容を発信すれば、学校としての信頼度が上がり、安心感を抱いてもらえるのかを意識して発信活動を行うべきです。
例えば、弊社代表の場合は以下のようなツイートでフォロワーさんが抱く悩みに共感を示し、自身の経験も交えながら発信をしています。
学校の担当者の方だからこそわかる生徒や保護者の悩みに寄り添った発信を行うことで、SNS上でもフォロワーとの信頼関係を構築することができます。
質問箱で質問を募集してみる
TwitterやInstagramなどで使われているPeing(ペイング)というサービスをご存じでしょうか。
これは、他のユーザーから匿名で質問を受け付けられるサービスで、いわゆる質問箱と呼ばれているものです。
名前を明かさずに質問ができるため、匿名性が高いTwitterとの相性が良く、活発に利用されています。
デメリットとしては、匿名で質問を受け付けるため、中には悪質な質問が含まれてしまうことでしょう。
しかし、あらかじめ投稿フィルターをかけておけば、誹謗中傷や悪質な内容の質問を排除することができます。
メリット、デメリットそれぞれあるものの、ユーザーと相互に活発なコミュニケーションをとるためにはおすすめができる仕組みですね。
例えば、生徒や保護者からの質問をオープンに受け付けられるようにし、担当者の方から返信をするとします。
その場合、その質問が他のユーザーの役に立つこともあるでしょう。
どんな質問がくるの?どのような内容を返信したらいい?といったお悩みに対しては、弊社代表のツイートを参考にしてみてください。
Peing(ペイング)への登録手順は以下の通りです。
- Peingの登録はこちらにアクセスする
- Twitterでサインインを選ぶ
- TwitterのユーザーIDとパスワードを入力し、PeingとTwitterを連携する
- メール通知設定
質問が送られてきたときにメールで通知される設定 - 質問募集ツイートの自動投稿
自動で質問募集のツイートがなされる仕組み
自動投稿はオンにしておくと勝手にツイートされてしまうため、不要ならオフを推奨
毎日同じ時間に投稿する
Twitterを運用する際、毎日なるべく同じ時間に投稿をする工夫が必要です。
というのも、Twitterはフロー型のコンテンツになるため、その時SNSを見ていなかった学生・保護者に対してはお知らせやツイートが届かない場合があります。
必要な情報を届けるためにも、予約投稿機能を利用して毎日同じ時間に投稿されるよう設定をしておくやり方があります。
予約投稿機能とは、ビジネス向けのTwitterで利用ができ、日付と時刻を指定してツイートの予約ができる仕組みのことです。(画像参照)
また、Twitterのテクニックとしては、1日1〜2回お知らせしたいツイートを自分のアカウントでリツイート(自己RT)する方法も有効です。
Twitterのハッシュタグを上手に活用する
多くのユーザーに自校のアカウントやツイートを見つけてもらうために、Twitter上の#(ハッシュタグ)を積極的に利用しましょう。
例えば、#不登校、#通信制高校、#サポート校などのタグをつけることで、保護者や生徒の目に留まりやすくなります。
また、自校の学校名でタグを作るのもおすすめです。(例:#〇〇高等学校)
ツイートに利用する素材を工夫する
Twitterのタイムラインは、情報の流れが早く、リアルタイム性が高いです。
そのため、フォロワーの目に留まることなく埋もれてしまうこともあります。
これに対し、ツイートに添付する画像等を工夫することで、ユーザーの目に留まりやすい投稿が可能になります。
例えば、学校の風景や先生と生徒の様子を写真として埋め込んだり、時にはユーモアを交えたクスッと笑えるような写真を投稿するなどの工夫が必要です。
そのような取り組みをすることで、ユーザーからも親しみを抱いてもらう効果がありますから、一石二鳥だといえます。
Twitter運用の注意すべきポイント
ここからは、Twitterを運用する際に注意すべき3つのポイントをご紹介します。
学校のブランディングに影響を与えないためにも以下のポイントには、十分留意しておきましょう。
- 生徒のプライバシーに配慮する
- 配慮に欠ける投稿をしない
- Twitterの運用に短期的な効果を求めすぎない
生徒のプライバシーに配慮する
学校のアカウントに生徒の様子や学校の風景等の写真を掲載すること自体は、おすすめです。
なぜなら、入学検討者に学校生活のイメージを持ってもらうことができるからです。
しかし、1点注意すべきことがあります。
それは、在校生のプライバシーに配慮すること。
個人の顔が特定できる写真を投稿していないか。
個人が特定できる写真を、生徒の許可なしに無断掲載していないか。
といった点には、十分に注意し、コンプライアンスを遵守しましょう。
配慮に欠ける投稿をしない
配慮に欠ける投稿は、学校の評価を下げてしまいます。
昨今、SNSにおける炎上が話題になることが多いですが、ユーザーに不快感を与えうる投稿はしないように十分注意すべきです。
学校のアカウントであれば、ツイートをする前に複数人で内容を確認し合うなどの体制をしくとより安全でしょう。
- 差別的な内容を含む投稿をしない
- 写真や動画をあげるときには、プライバシーに配慮する
- ツイートをする前に内容を十分に検討する
短期的な効果を求めすぎないこと
TwitterをはじめとしたSNSは無料で運用できるため、広告費がかからないのは大きなメリットです。
自校の学校見学や説明会・オープンキャンパスのお知らせも自校に興味を持ってフォローしてくれている学生・保護者に対してリーチできるのも魅力といえます。
しかし一方で、繰り返しになりますが、フロー型のコンテンツになるため、その時SNSを見ていなかった学生・保護者に対してはお知らせが届かない場合もあります。
また、Twitterを上手に運用できたからといって、資料請求や学校見学の予約等につながるとは限りません。
短期的な効果を求めてしまい、運用者のモチベーションが低下してしまうことがないよう、あくまで長期的な施策であることを理解した上で、他の施策と組み合わせながら育てていく意識が必要です。
まとめ
今回はTwitter公式アカウント運用のポイントについて、解説をしました。
TwitterをはじめとしたSNSの運用は、今の時代必要不可欠になりつつあります。
Twitterを上手に活用することで、学校への親近感や学校生活のイメージを持ってもらうことにつながり、他の施策と合わせて実行することで、ブランディング効果が見込めます。
また、他の広告と違い、Twitterは無料で運用ができますから、開校したばかりの学校や小規模、中規模校でも施策として挑戦しやすいというメリットもあります。
まだTwitterを運用していない学校も既に運用しているがあまり活用できていない学校も、今一度活用方法を見直してみてはいかがでしょうか。
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課題に沿ったWeb集客施策を展開していけば、反響率や反響の質は伸びるケースがほとんどです。
そして、全ての学校にまだまだ伸び代や改善の余地があります。
また、通信制高校・サポート校を検討する生徒・保護者に、他校ではなく自校に入学すべき理由を理解させるまでテコ入れすることで、より多くの生徒を入学希望者として獲得することが出来るようになります。
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- 悪い口コミばかり書かれてしまい困っている
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