こんな方におすすめ
- YouTubeを活用したい通信制高校の担当者の方
- YouTube運用を行っているけれど動画の離脱が多くて困っている
- YouTube動画の企画を考える際に注意しおくべきポイントが分からない
通信制高校の担当者の中には、YouTubeを活用して学校の情報発信をしていきたいと思っている方もいるでしょう。
動画はテキストに比べ、伝えられる情報量が多く、非常に有効な施策です。
Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年に発表した調査結果によると、1分間の動画で伝えられる情報量は、言語に換算すると180万語であると言われています。
テキストコンテンツよりも動画コンテンツの方が訴求力が高く、ユーザーの心に残りやすいという点が動画の特徴です。
また、今の学生は普段からYouTubeを見る人も非常に多いため、訴求先のプラットフォームとしてもYouTubeは魅力的です。
例えば、弊社が運営するYouTubeチャンネルの割合は24歳以下が50%以上を占めています。
動画の重要性は分かった!でもどのような内容で企画し発信していけば良いのか今ひとつわからないとお困りの方もいるかと思います。
本記事では、実際に通信制高校・サポート校のメディアを多数運営し、通信制高校・サポート校の集客・ブランディング支援をしている当社が、YouTube動画の企画の考え方のコツから、注意すべきポイントまで解説します。
この記事では以下のような通信制高校のYouTube活用方法についてまとめました。
YouTubeを効果的に活用したいけれど、やり方がわからなくて困っているという担当者の方は是非ご覧ください。
貴校の学校集客プランにお役に立てば幸いです。
- YouTube動画の企画の考え方
- YouTube動画の企画を考えるメリット
- YouTube動画の企画を考える際の注意すべきポイント
目次
YouTube動画の企画の考え方
YouTubeの企画を考える前に、やるべきことがあるのはご存知でしょうか。
まずは、企画を考えるにあたってやるべき下準備について解説していきます。
目標を立てる
まずはYouTubeチャンネルを本格的に運用するなかで目標を立てましょう。通信制高校・サポート校がYouTubeチャンネル運営をする上で目標にしたい指標の例を紹介します。
指標の例
- チャンネル登録者数
- 再生回数
- YouTube経由でのホームページアクセス数
- YouTube経由での資料請求数
- 指名検索回数の増加
上記のような指標から目標を立てます。
目標の例
- チャンネル登録者数→1年後1000人
- 再生回数→1年後総再生数1万回
- YouTube経由でのホームページアクセス数→1000人
- YouTube経由での資料請求数→200人
- 指名検索回数の増加→GoogleSearchConsoleで1年後300回/月
それぞれの目標に応じて動画構成や戦略を考えていくことが重要です。
ターゲットを決める
YouTubeで配信する動画の企画を考える際、動画の内容から先に考えてしまってはいませんか?
「誰に届けたい動画なのか?」ということを明確にしないまま、動画の企画を考える前に内容を先に考えてしまうと、質の低い動画が出来上がってしまいます。
「誰に」「何を」伝えたいのかが曖昧な動画は、どの視聴者層にも刺さらないため、結果として再生回数が伸び悩むことも少なくありません。
そうならないためにも、まず動画を届けたいターゲット層を明確にしてから企画を考えるようにしましょう。
まず、「誰に」向けて発信をしていくのかを定め、そのターゲットがどのような動画だったら見たいと思ってくれるのかということから考え始めるべきです。
ターゲットとなる視聴者層の設定は、「○歳くらいの人」というような漠然としたものではなく、「○歳くらいの子供を育てている××歳程度の女性(男性)、想定されるYouTubeへのアクセス時間帯は~~」といったように、細かく行うことで、ターゲット層から求められる企画を考案できるようになります。
以下のターゲットは、通信制高校が入学検討者となり得る学生の保護者世代をメインターゲットとしたYouTubeチャンネルの企画を考案する際の一例です。
【ペルソナ】
44歳 女性
職業:専業主婦
家族構成:夫、娘(14歳)の3人家族
行動:娘が不登校になったことをきっかけに子育てに悩むように。
今はSNSやYouTubeで、不登校や通信制高校に関する情報収集を行っている。
娘の進学先として通信制高校を考えているが、就職や進学で不利になるのではないか?と不安に思っている。
平日昼間にYouTubeを視聴することが多い。
平日夕方以降や土日祝日はアクセス率が低い。
ターゲット:30代〜40代 女性 中学生の母親世代
ここまで掘り下げて解像度が上げた状態でターゲットを設定することが、訴求効果の高い動画を制作することに繋がります。
キーワードを決める
ターゲットの設定を行った後に、企画のメインキーワードを決めましょう。
キーワードは主に、メインキーワードとサブキーワードに分けて考えます。
例えば「通信制高校 不登校」というキーワードに沿って動画の企画を考えるとします。
この場合、メインキーワードは「通信制高校」、サブキーワードは「不登校」となります。
自身のチャンネルの規模や、競合となるチャンネルなどを考慮してキーワードを設定するようにしましょう。
ちなみに当社がまずおすすめしたいのは、「自校の学校名+特徴」「自校の学校名+コース名」「自校の学校名+生徒インタビュー」「自校の学校名+アクセス」「自校の学校名+学校紹介・学校案内」といったコンテンツを作ることです。
まずは自校の魅力を余すことなく伝える動画を作成した後に、関連キーワードを攻めていくことをおすすめします。
競合調査を行う
キーワードを決めたら、そのキーワードで動画を配信している競合チャンネルのリサーチと分析を行います。
同じキーワードの動画の中で、どのような動画は注目されていて、どのような動画は伸び悩んでいるかということを実際に理解することが重要です。
再生回数が多い動画の良い部分を盗み、伸びていない動画と同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。
視聴者から求められる企画を制作する
ここまでの工程が全て終わったら、いよいよ企画を考えていきます。
ここで重要なことは、自分達が視聴者だったらどんな動画を視聴したいと思うかという視聴者目線で企画を考えること。
この際、より多くの人に動画を届けるためには、企画内容だけでなく、YouTubeSEO対策を行う必要があります。
タイトル・サムネイル・動画に挿入するタグなどを工夫し、上位表示を目指しましょう。
YouTube動画の企画をきちんと考えるメリット
ここまではYouTubeで企画を考える方法について解説をしました。
ここからは、ターゲットやキーワードの設定や競合調査をすることで得られるメリットについて説明をしていきます。
YouTubeアルゴリズムの理解に繋がる
企画を考える際に競合チャンネルの動画の調査を行うことで、YouTubeアルゴリズムからどのような動画が評価されるのかということが感覚的にも分かってくるはずです。
YouTubeアルゴリズムの仕組みは明文化されていませんが、伸びる動画のおおよその傾向は徐々に理解できるようになっていくでしょう。
このYouTubeアルゴリズムに適した動画を配信することで、関連動画として表示される頻度が増え、あなたの動画が視聴者の目に留まる機会も増えていきます。
徐々に再生回数が増えていけば、今まさに通信制高校を検討している顕在層やこれから入学を考えはじめるであろう潜在層へ届けることが可能です。
YouTube動画の企画を考える際の注意点
ここまでは企画の考え方について解説をしてきました。
次は、企画を考える上で注意すべき点について説明をします。
自分たちが撮影したい動画になりすぎないようにする
動画市場の拡大に伴い、様々な業界のあらゆる企業がYouTubeを運用するようになりました。
この記事をご覧になっている通信制高校の担当者の方にも、YouTubeという媒体を通して学生や保護者に伝えていきたいメッセージがあるのではないでしょうか。
もちろん、自分たちが発信したいことを動画にして発信するということは重要です。
しかし、必ずしも学校側のやりたいこと・伝えたいことと、視聴者の求める動画が合致しないのが現実です。
そのために、自分たちが撮影したい動画ばかりになりすぎず、入学を検討している学生や保護者がどんな動画を見たいと思っているのかという顧客のニーズを日々意識するようにしましょう。
保護者や学生に「この人の発信する情報は頼りになる」と思ってもらえることこそ、YouTubeを用いた学校集客やブランディングにおける重要なポイントです。
ガイドラインに違反しないようにする
YouTubeで動画を投稿する際に守るべき規則として、YouTubeガイドラインというものがあります。
このYouTubeガイドラインに違反してしまうと、動画の削除、最悪の場合にはアカウントの停止処分を受けてしまう可能性があります。
処分を受ける可能性があるのは、著作権を侵害した場合や不適切なコンテンツを配信した場合などです。
故意に違反行為をしない限り、ガイドラインに抵触するような動画はなかなか生まれないとは思いますが、念の為、動画内でBGMを使用したりしている場合は、必ずクレジットを概要欄に記載するようにした方が安全でしょう。
ただ、BGMに関しては著作権フリーで公開されている音源などもあるため、ケースバイケースであるといえます。
YouTubeを運用していくのであれば、このような動画コンテンツの作成に関するリテラシーを最低限身につけておきましょう。
まとめ
- ターゲットを決めてから考える
- 視聴者のニーズを掘り下げて考える
今回は、通信制高校がYouTubeをはじめる時に注意したい企画の考え方について解説しました。
動画コンテンツは、テキストに比べて伝えられる情報量が多く、うまく活用すれば学校の魅力を引き出すことができます。
その一方で、ターゲットやキーワードを明確に絞り切れていない場合、視聴回数が伸び悩んでしまう可能性があります。
どのような企画なら自校の魅力を伝えられるのか戦略を練り、視聴者を入学検討者へと変化させられるかを考えながら集客をしていきましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
いっぺこっぺ通信(YouTubeチャンネル)のご紹介
いっぺこっぺ通信のYouTubeチャンネルは日本初の通信制高校・サポート校解説チャンネルです。全国の通信制高校・サポート校を調査しまとめてきた知見を活かし、通信制高校・サポート校を検討する生徒・保護者に役立つ情報を発信しています。
主な特徴
- 同ジャンルにて日本一のチャンネル登録者数
- 某通信制高校のインタビュー動画10,000再生、平均視聴時間10分オーバー
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入学を検討する生徒・保護者に役立つ動画構成を心がけており、貴校の動画マーケティング・ブランディングにお役に立てると存じます。
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課題に沿ったWeb集客施策を展開していけば、反響率や反響の質は伸びるケースがほとんどです。
そして、全ての学校にまだまだ伸び代や改善の余地があります。
また、通信制高校・サポート校を検討する生徒・保護者に、他校ではなく自校に入学すべき理由を理解させるまでテコ入れすることで、より多くの生徒を入学希望者として獲得することが出来るようになります。
通信制高校・サポート校の数は年々増えてきているため、集客に取り組まない通信制高校・サポート校の集客は、今後学生募集がより一層厳しい環境に陥る可能性があります。
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