選ばれる通信制高校になるための集客方法・押さえておきたいポイント

近年では、インターネットやスマートフォンの普及により、学生や保護者がWebで通信制高校・サポート校を探すケースが増えています。

競合も数多くいる中でも、学生に自校を認知してもらえるよう、集客方法を工夫する必要性があります。
今回は、学生や保護者に選ばれる学校になるための具体的な集客方法や集客アップのポイントについてご紹介します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 思うようには生徒が集まらない
  • 効果的な集客方法がわからない
  • 学生・保護者からのWebサイトへのアクセスを増やしたい

学校集客を成功に導くためのポイント

学校集客を成功に導くための3STEP
  1. 現状の分析
  2. ウェブサイトは競合との差別化を図る
  3. ウェブサイトへのアクセスを増やす

学校の集客を成功させるにはまず現状の把握と、Webで学校を検索して探している学生・保護者にとの最初の接点となるウェブサイトを見直す必要があります。

以下で詳しくご紹介します。

現状の分析

まずは集客が見込めていない理由を把握するために、現状の分析をする必要があります。
学校集客において、学生・保護者のニーズを理解できているかという点は重要なポイントです。

例えば、学校見学の際に自校のスクーリングや学費の仕組みを説明しても、「よくわからない」と思われるかもしれません。

また新しい環境に不安を感じている学生・保護者に対し、淡々と説明をしては「冷たい学校だな」とマイナスなイメージを与えてしまうでしょう。

通信制高校・サポート校への入学・転入を考えている学生の多くは、現在の状況に対して何かしらの悩みや不安を抱えているものです。

不安な気持ちの中資料を取り寄せたり、学校見学に来ているわけですから、学生に寄り添った親身な対応ができているかなど、今一度学校全体で見つめ直してみましょう。

ウェブサイトは競合との差別化を図る

ウェブサイトはインターネット上で学生・保護者が学校を見つけやすくなりますが、それ故に競合との差別化を図る必要があります。

通学圏内に、自校と競合の学校が表示された際、学生や保護者はどちらの学校に入学をするべきか迷うでしょう。

アクセスのしやすさ、学校の雰囲気、カリキュラム、学費など家庭ごとに重視するポイントが異なります。
そのため、「カリキュラム」「進学実績と事例」「駅から徒歩○分」など、学生にとってベネフィットとなることを伝えましょう。

ウェブサイトへのアクセスを増やすためには

ウェブサイトを作成しただけで必ずしもアクセス数が増えるとは限りません。
ウェブサイトへのアクセス数を増やすためにはSEO対策を行うとよいでしょう。

SEO対策とは検索結果で自分のウェブサイトを上位表示させる対策です。
例えば「通信制高校×都道府県」で検索した際に、自校と同じような学校が数多く表示されます。
その中でも検索結果の上位にあるウェブサイトはクリックする人が多いため、アクセス数も多くなっています。

具体的な対策としては「通信制高校×都道府県」で検索する人がどんな情報を求めているのか分析し、自校のウェブサイトに情報を追加するといったことが挙げられます。

SEO対策を行い検索結果の上位に表示されることで、自校のウェブサイトへのアクセス数が増やせるでしょう。

また、Googleマイビジネスに登録すると、検索エンジンで検索した際に、GoogleMapに学校の情報を表示させることができます。GoogleMapの情報を上位表示させる対策をMEO対策と言います。

MEOとは、「Map Engine Optimization(地図エンジン最適化)」の頭文字を取った言葉で、Googleでキーワードを検索した際に表示される地図に反映させることです。

たとえば、東京都に住んでいる人が「通信制高校」と検索した際に、パソコンやスマートフォンに内蔵されたGPSと連動して、近くにある学校をマップ上に表示させることができます。

ターゲットとなる潜在顧客がキーワードを検索することで、通学エリア内の通信制高校を探しやすくなるのがメリットです。

また、MEOによる集客方法は、通信制高校の評判が重要なポイントとなります。
MEOの検索結果は、Googleマップとして表示されるため、口コミや星の数がターゲットに見られるためです。

MEO対策を進めるにあたり、Googleのポリシーでもあるユーザーが求めている情報を適切に届けられるようにしておかなければなりません。学校の情報が充実していれば上位表示する可能性が高まるため、ユーザーが知りたいと思う情報を盛り込むべきです。

集客方法としては便利である一方、在校生やその保護者の満足度を高められるように入学後のサポートや学習効果が出るようなサービスを提供する必要があります。

弊社が運営するポータルサイト「通信制高校カフェ」では、在校生・卒業生からの口コミを活用した学校ブランディングが可能です。合わせて活用してみてください。

オフライン広告も併用する

学校の集客では、オフラインで広告を出すというやり方があります。
中でも紙媒体のチラシ・パンフレットや手軽な学校の看板にもなるのぼり旗などをご紹介します。

チラシ・新聞折込

学生や保護者に直接渡せる広告としてはチラシや新聞折込があります。
チラシや新聞広告は、通学圏内の学生に自校を知ってもらうためにもおすすめの方法です。

学校内の写真や先生と生徒の写真などを掲載することで、初めてチラシや新聞広告を見る方でも、どんな学校なのかイメージしやすくなります。

チラシは手軽に渡せる反面、興味を持ってもらえなければ簡単に捨てられて、自校の魅力を伝えたり、ホームページへの誘導を行うこともできません。

紙面のスペースは限られますので、伝えたいメッセージを決め、興味を持ってもらう工夫をしましょう。

コストは1枚あたり約20円~と言われていますが、費用対効果を算出するのは難しいのもデメリットと言えます。

のぼり旗や看板幕

通学圏内の学生に選んでもらう学校になるためには、のぼり旗や看板幕もおすすめです。

のぼり旗や看板幕は、車道や通行人からも見える場所によく設置されるため、認知度を高める効果が期待できます。

学生や保護者が学校見学や説明会へ訪れる際に、学校までの道案内となる目標として活用することも可能です。

また、看板を見て学校名を検索し、学校の存在を認知してもらえると、詳しい情報を確認しようとウェブサイトを訪れることにも繋がるでしょう。

資料・パンフレット

資料・パンフレットは、自校に興味を持っている学生や保護者に、しっかりと魅力を伝えられる広告です。

学校の住所やカリキュラム、学費といった基本的な情報に加え、写真やイラストなどを大きく使い、実際の学校生活をイメージできるように資料を設計しましょう。

最近は、パンフレットもわざわざオフラインで取り寄せるのではなく、オンラインでダウンロードできるようにする学校が増えています。

デジタルのパンフレットは、学校側にとって印刷・輸送コストが発生しないためコストを抑えられたり、最新情報への更新が容易になるなどメリットもありますが、通信制高校においては実物のパンフレットの方が効果が高いようです。

実物のパンフレットだと家族みんなで見て意見交換しながら検討しやすく、まだまだ実物のパンフレットの方が需要があります。

資料請求を単発の施策として捉えるのではなく、認知から集客・ホームページへと繋がってきた全体の流れにおける入学への重要な行動ポイント(マイクロコンバージョン)として捉えて、常により良くなるように注力し運用してください。

学校集客を図るためにはオンラインがおすすめ

学校の集客を図る方法はさまざまですが、認知から集客・ホームページへとアクセスをつなげるために、オンラインの施策を並行して利用するのがおすすめです。

ウェブサイトのようなオンラインを利用した集客方法は、初期費用がかかるものの、チラシや公共交通の広告に比べて運用コストは抑えられます。

また、ブログやSNSであれば無料で運用することが可能です。

オンラインによる主な学校集客方法3選

学校の集客におすすめなオンラインの施策は、さまざまな種類があります。

ここでは、ポータルサイトへの登録、ウェブサイトの作成、Web広告の3つのオンライン集客方法についてご紹介します。

ポータルサイトへの登録


学生が通信制高校の情報を集める際に、興味のある通信制高校を一覧で見て比較できるポータルサイトは、学校について調べている生徒・保護者に認知してもらうには有効な手段です。

ターゲットとなる層の学生・保護者にアプローチする方法の中でも、ポータルサイトは進学への興味度合いが高い質の高いユーザーがあつまる傾向にあります。

ポータルサイトは1資料請求あたり3,000円(税抜)で成果報酬で支払うケースが多いです。
広告を利用して顧客獲得単価(CPA)が3,000円を上回る場合はポータルサイトの利用を検討しましょう。

ポータルサイトによって「1クリックで資料請求カートに追加」ができてしまう、いわゆる一括資料請求機能が実装されている場合もあり、費用対効果が著しく低くなってしまっているケースもあります。

また、ポータルサイトの中には、在校生・卒業生やその保護者が口コミを投稿できるものもあります。

高い評価が得られれば、集客アップに繋がる可能性はある一方、低い評価の場合だと誠意のある対応が求められます。

こうした各サイト毎の特徴を踏まえた上で、全体の集客施策のなかで、どのぐらいの割合をポータルサイトに期待するのか、費用対効果も含めてどのサイトを利用していくのか検討しましょう。

通信制高校カフェのご紹介


弊社が運営するポータルサイト「通信制高校カフェ」は、「資料請求サイト」ではなく「学校情報サイト」を意識し設計しています。

資料請求をすることに最適化していないため、サービス利用客の質の高いことも特徴です。他にも以下機能もサービス利用客の質の向上に寄与しています。

質の高いユーザーの理由

  • じっくり学校を検討できる仕組み
  • 学校情報、口コミ情報、お悩み相談室(Q&A)、記事・動画コンテンツ等じっくり学校を検討できるオンラインプレイスとなっており、じっくり通信制高校を検討できる仕組みがあります。
  • 一括資料追加ボタンなし
  • 当サイトに一括資料追加ボタンはありません。自分で選択して資料請求をする仕組みで、資料請求者の質も高いことが特徴です。
  • ユーザーの絞り込みが可能
  • 都道府県別、学年(中学1年、2年、3年、高校1年2年、3年、高校中退、高校休学、その他)から絞り込み、対象者から資料請求をしてもらえる仕組みを用意しております。

「質の高いユーザーに資料請求してもらいたい」

「オンライン上でユーザーとコミュニケーションを図りたい」

「口コミ対策でブランディングを図りたい」

「定期的に集客・ブランディングに関する相談にのってもらいたい」

という通信制高校・サポート校運営者様におすすめの媒体です。

\ 資料DLはこちら /

通カフェの媒体資料をダウンロード

完全無料

ウェブサイトの作成


ホームページは、広告やSNS経由で訪れた学生・保護者に対して、最初に接点を持つ媒体です。

ホームページにアクセスしてくれた学生や保護者は、その学校に対して興味を持っており、雰囲気や魅力を、その次の重要ステップである資料請求や学校見学、入学申し込みに繋げることができます。

せっかく興味を持ってくれている学生・保護者に疑問や不安を抱かせないためにも、学校生活、叶えられる将来像やそれに対する学校のコミット・サポートする内容や、学費や学校設備、アクセス、就職実績なども詳しく伝えることも重要です。

ただしご存知の通りホームページ作っただけでは集客に繋がりません。

定期的にブログを更新し最新情報を発信することはもちろん、ホームページを検索した時に上位に表示させ、検索エンジンから入学検討者が流入するようにSEO対策を行いましょう。

この検索エンジンからの集客が9割以上を占めているとSEO対策が上手くできている指標です。

すぐに検索エンジン経由で集客をしたい場合は、次にご紹介するリスティング広告(Google広告・Yahoo!広告)の利用も検討しましょう。

Web広告への掲載

Web広告にさまざまな種類がありますが、ここでは代表的な「リスティング広告」「バナー広告」「動画広告」の3つの広告について紹介します。

リスティング広告Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索した際に、結果の上部に表示される広告。
バナー広告ウェブサイトの広告枠にバナータイプで表示される広告。
動画広告YouTubeやSNSなどに動画で表示される広告。

すぐに検索エンジン経由で集客をしたいなど即効性を求める場合は、リスティング広告やバナー広告などのWeb広告を利用するのがおすすめです。

また、動画広告はYouTubeやSNSなどで動画として表示される広告のことです。
学生や保護者世代は、YouTubeやSNS利用者が多いため、Web広告を利用して学校の認知度を高めたい場合などには有効といえるでしょう。

まとめ

数ある競合の中から、学生や保護者に選ばれる学校になるためには、学生のニーズに答えられているか、適切な集客方法をとれているかがポイントとなります。

特に集客方法でいうと、学校選びの最初のきっかけとしてウェブで検索する人も多いことからオンラインの集客方法はおすすめです。
ただしご存知の通りウェブサイトやポータルサイトに登録しておけば必ず集客できるとは限りません。

自校の強みや学生にとって魅力に感じる点は何なのか、見極める必要があります。
自校の特徴を伝え、競合との差別化を図ることで選ばれる学校となるでしょう。

また、自校の強みやアピールポイントは自力で見極めるのが難しい場合があります。

効率的に集客を行なっていきたい場合や思うように生徒が集まらない等の課題をお持ちの場合は、学校集客のノウハウを持つ企業からサポートを受けるのもおすすめです。

自社が有利な市場を把握、売上に直結する集客をしたいなら無料相談を今すぐに!

弊社は様々な媒体運営を運営してきたノウハウ・知見を活かし、学校集客・ブランディングの課題解決のサポートをさせて頂いております。

課題に沿ったWeb集客施策を展開していけば、反響率や反響の質は伸びるケースがほとんどです。
そして、全ての学校にまだまだ伸び代や改善の余地があります。

また、通信制高校・サポート校を検討する生徒・保護者に、他校ではなく自校に入学すべき理由を理解させるまでテコ入れすることで、より多くの生徒を入学希望者として獲得することが出来るようになります。

通信制高校・サポート校の数は年々増えてきているため、集客に取り組まない通信制高校・サポート校の集客は、今後学生募集がより一層厳しい環境に陥る可能性があります。

以下のような課題・お悩みにひとつでも心あたりがある場合は、学校集客のやブランディングのコンサルティングのノウハウを持つ弊社に是非ご相談ください。

よくある課題・お悩み

  • これから通信制高校・サポート校を立ち上げられる方
  • 自校に合ったWebマーケティングの手法がわからない
  • 悪い口コミばかり書かれてしまい困っている
  • 集客が頭打ちになってしまっている
  • 他校との差別化が分からなくなってしまった
  • SNSでの発信が集客に結びついていない
  • 新規開校したが生徒が増えない・興味を持ってもらえない

もし現状に集客のお悩みがございましたら下記フォームよりお気軽にご相談ください。
現在、通信制高校・サポート校を運営している方のうち毎月3校を対象に、30分間の無料コンサルティングを実施しております。ご参加お待ちしております


\ 毎月3校限定! /

無料コンサルティング企画ページ

お気軽にお問い合わせください

以下記事では、通信制高校・サポート校の集客について詳細に紹介をしています。
ぜひ貴校の学校集客プランにお役立てください。

通信制高校の集客強化前に再チェックしておくべき生徒獲得のポイント通信制高校の集客強化前に再チェックしておくべき生徒獲得のポイント